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アニラジ ---animation+radio---
ラジオが魅せる世界
~ラジメーションの誕生秘話
昨今では新作アニメーションが始まると、メインキャスト声優によるトークラジオ番組、所謂『アニラジ』は
当たり前の世界となりました。が、その始まりからずっと現場でかかわって来た音楽ディレクターの今だから話せる
アニラジ誕生の舞台裏話を少しづつ紐解いて参りましょう。
ラジオアングル~朝日新聞朝刊 19ページ
ライター:山家誠一
2009年9月23日(水祝)
上記のセミナーで話をしてから丁度1ヶ月後に山家氏より取材を受けました。
レコード会社の音楽ディレクターがなぜ連続ラジオドラマを作ったのか!?
1995年4月文化放送はなぜ深夜枠をアニラジ編成に切り替えたのか!?
など等、セミナーの内容に大変興味と愛情を持って取材をして頂きました。
映像が主動的なアニメ業界において、受動的なレコード会社の音楽ディレクター
の私が最もファンと作品の交流が生れると信じて育んできた「アニラジ」について、
とても明瞭簡潔な記事にして頂きました。
如何なる分野でも新しいスタイルを生み出すのは閃きと努力と幸運が必要です。
映像が主体的な役割を果たすアニメ作品において、音声の役割について一石を
投じて来た「アニラジ」について少しでもご興味のある方は、ぜひ下記の講義資料
「アニラジってなに?」をお読み頂ければ幸いです。
アニラジ誕生の息吹や熱気や時代背景など時空を共有出来ると信じております。

ラジオの会・制作者セミナーVOL7「アニラジってなに?」
日時 : 2009年 (平成21年)8月1日(土)14時~16時半
場所 : 横浜情報文化センター
主催 :ラジオの会 後援 : 日本放送作家協会
→記事をクリックすると拡大します
*「ラジオアングル」は朝日新聞社の承諾を得て掲載しています。(A16-3056)
朝日新聞社に無断で転載する事を禁止します。
田中秋夫先生(元文化放送~元FM NACK5)の授業のゲスト講師でアニラジについて90分間講義しました。
講義の内容は、1991年(平成3年)10月より半年間放送された連続ラジオドラマ・文化放送系ラジメーション
「魔神英雄伝ワタル3」(略称ワタル3)の番組立上げや番組作りのノウハウなど等です。
掲記ラジオの会・制作者セミナーVOL7「アニラジってなに?」が基本になっています。 (つづきを読む)
< 目 次 >
3 「ワタル3」という事は、「ワタル1」「ワタル2」はどこにあるの?
4 小学生男子をメインターゲットの「ワタル」シリーズに変化の兆しが
5 TVシリーズアニメの続編がなぜラジオ(連続ラジオドラマ)だったのか?
6 レコード会社の音楽ディレクターがなぜ連続ラジオドラマを作ったのか?
11 絵のないアニメは成功するか!「ワタル3」ビジネスの勝算?
12「ワタル3」CD商品売上実績(1994年12月末日現在)
14 総括 「ワタル3」から「ワタル作品全体」を振り返ってみて
15「ワタル3」を通してディレクターとして再確認出来た幾つかは次の通り。
16 音楽ディレクターがラジオ番組の制作に関って来た中で感じた事。
☆各目次をクリックするとそれぞれの項目へとびます。






